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2021年

みずき福祉会創立30周年多くの皆様に感謝申し上げます

2021.10.5

画像 社会福祉法人みずき福祉会は、今年で創立31年目に入りました。行政機関、地元町会、助成団体をはじめ多くの皆様のご支援の下、当時東京では5年ぶりに建てられた施設として多くの方々の注目の中運営が始まりました。一法人一施設 八王子平和の家という印象に残る名前の入所更生施設が最初の施設でした。現在では、2か所の障害者施設、3か所の通所施設、グループホーム7寮、ホームヘルプ事業、相談支援事業、クリニック等の運営をしています。

 当時は、グループホームという生活の場の制度もなく、「親亡き後…」の不安のために親たちや特別支援学校の教員、福祉関係者などで構成される設立準備会の7年に及ぶ活動の末現在の地に地元町会の方々のご支援、ご理解をいただき開設することができました。

 30年前の施設職員は生活指導員と呼ばれ散歩は歩行訓練、帰省は帰宅訓練、旅行は外泊指導と呼ばれていました。現在では「支援」という言葉で表現されること、ほぼすべてに「指導・教育・訓練」という言葉がついて表現されていました。

 70年代後半にノーマライゼーションの理念が提唱され、80年代は国際障害者年、90年代はエンゼルプラン・ゴールドプラン・ノーマライゼーション7か年戦略など数値目標を上げ福祉プランが発表され大きく福祉が動き、利用者本位の視点が進む中でみずき福祉会は産声を上げました。

 八王子平和の家は、1ユニット7~8名で基本的に個室、玄関もありできるだけ“暮らし”を大切にした作りにしました。そして、スタッフはご利用される方々に対して“安心”につながる存在であることを現在に至るまで努めてきており「みずき福祉会の心のケア」として伝統にもなっています。

 知的障害者福祉の1種事業のご利用者は人生の早期よりサービスの利用をせざるを得ない方が少なくはありません。通所施設においては一日の数時間を過ごす場であり暮らしの中で豊かな時間となっているのかが問われています。1種事業においてはそこでの暮らしがご利用される方にとって幸せを感じられていること、安心に包まれた人生を送られていることが大切です。
 それは、法人のミッション・ビジョン・バリューに大きく関係することです。

 これからもご利用される方々の“本当の思い”に応えられる福祉の実現と、見えにくい社会課題に応えていく法人として、機能していけるように学びを深め成長していきたいと考えています。

 多くの方々のお力をお借りしながら、“真に、共に生きる社会”の実現のために力を注いでゆきたいと思っています。

                                     社会福祉法人みずき福祉会
                                     理事長  阿 部  美 樹 雄 

大規模修繕を終えました

2021.4.15

画像八王子市より、令和2年度 社会福祉施設等施設整備費の補助金を受けて、令和2年10月より令和3年3月にかけて、老朽化が進んでおりました「八王子平和の家」の建物内外の大規模修繕工事を実施いたしました。

 屋根の葺き替え、外壁等防水塗装、居住棟窓のペアガラス化(一部二重サッシ)、網戸交換、給排水管改修、厨房換気設備改修、キュービクル更新、非常用自家発電機、防災バルクシステム導入等を実施し、建物内外がきれいになって、自然災害での停電発生時にはプロパンガスを使用した防災バルクシステムで非常用自家発電機により、必要最低限の電力は確保されるようになり、利用者の皆様の住環境が改善されました。

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外観(中庭より)
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非常用自家発電機
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バルクタンク

ホームページが新しくなりました

2021.4.22

八王子平和の家のホームページがリニューアルしました。
時々のぞいてみてください。今後とも、よろしくお願いいたします。