実習研修の受け入れについて

1.目的

 平和の家で実習生・研修者を受け入れる目的は、以下の3つです。

  1. 生きにくさを抱える人を支える仕事をする仲間を育成するため
  2. 障害理解を広めるため
  3. 外部からの刺激や指摘によって職場や自分自身を振り返り、反省、見直すことで、より健全な環境にしていくため

2. 実習・研修にあたり遵守していただくこと

  1. 『体罰』は一切認められていません。言葉で相手を痛めつけることも許されません。処罰の対象になります。
  2. 入浴や排泄、着替えなど、体に触れる介助については、同性介助が原則です。何かの際には同性のスタッフを呼んでください。
  3. 入居者の方への呼び方は『~さん』です。『~くん、~ちゃん』、呼び捨てにしないでください。
  4. 丁目や居室は利用者の生活空間です。入る時には黙って入らず、必ず声を掛けて、断ってから入ってください。
  5. 八王子平和の家は、『暮らしの場』です。指導・教育する場ではありません。利用者一人ひとりの暮らしが、より安心でき、より充実するよう支援する立場にいることを充分認識した上で、実習・研修に取り組んでください。

3. 実習・研修の申し込み

(1) 実習

 実習については、社会福祉士の受験資格取得のための実習を中心に、大学や専門学校との間で受け入れ人数や時期の調整を行っています。  大学・専門学校からの新規のお申し込みについては、八王子平和の家にご連絡ください。学生個人からの申し込みは基本的にお受けしていません。平和の家での実習を希望される方は、大学や専門学校にご相談ください。

(2) 研修

 施設研修の場合は施設から、個人の研修の場合は個人から、直接八王子平和の家までご連絡いただき、内容、日数、日程などについてご相談ください。

(3) 提出が必要なもの

 実習生は、過去3ヶ月以内の健康診断結果(胸部レントゲン含む)、血液検査結果(B型肝炎)、細菌検査結果(赤痢菌、大腸菌)について書面での提出が必要です。(基本的に、研修の方は必要ありません。長期研修の方は、個別にお問い合わせください。)
 実習・研修にあたり、健康上の配慮が必要な場合は、事前にご相談ください。

4. 実習・研修の心構え

(1) 困ったら抱え込まないで

 これから八王子平和の家で過ごす間にはいろいろなことがあるでしょう。特に実習生の皆さんにとっては、初めて経験することも多くあるかと思います。気持ちがモヤモヤしたり、どうしていいのか分からなくて困った時は、スタッフに思い切って打ち明けてください。どんなことでも構いませんので、一人で抱え込まないでください。

(2) 自分の中で起こることを知ろう

 ありのままの自分を大切にしながら一瞬一瞬を感じてみてください。そして、どんな感じなのか、言葉に置き換えてみましょう。また、あなたの内面で起こる様々な気持ちを受け止め、自分がどんな状態なのかを知り、無理をしないことも大切です。

(3) 「おかしい」を伝えてください

 施設の仕事には、毎日繰り返し行う支援も多く含まれており、おかしいことに慣れて気づくことができなくなることがあります。外部の目は、たくさんの気づきを平和の家にもたらしてくれ、反省や改善をしてきたこともたくさんあります。何か「変だな」、「おかしいな」、と思ったことは、そのままにしないで必ず伝えてください。

5. 費用について

実習費(実習生) 1人あたり 1日 2,000円(オリエンテーションも含む)
宿泊をされる場合、宿泊費は実習費に含まれています。
研修費(研修者) 1人あたり 宿泊をされる方は、 1泊 1,500円(資料代、リネン代、光熱費として)
宿泊をされない方は、日数に関わらず 500円(資料代として)
食費 1食あたり 朝食300円 昼食650円 夕食430円
(3食を平和の家で食べた場合、1日あたり1,380円) ※ 実際に食べた分だけお支払いください。
その他 外食や外出などに同行をして掛かった費用については実費となります。

 費用のお支払いは、実習・研修の終了直前又は終了日に請求しますので、研修担当スタッフにお支払いください。領収証を発行します。

6. 持ち物と備品について

  1. 上履き(サンダルなど)を持参してください。
  2. 宿泊の場合、「山の家」を使用してもらいます。畳の部屋で、浴室、トイレ、洗面台、洗濯機、布団、テレビ、冷蔵庫、ポットがあります。リネン(シーツ、布団カバー、枕)は、こちらで用意しています。日用品(トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤、ゴミ袋など)も用意がありますので、足りないものや必要なものがあれば、スタッフに声をかけてください。
  3. バスタオル、タオル、歯ブラシなどは用意してありません。各自で用意しください。
  4. その他、必要なものは、各自で用意してください。

7. 注意点とお願い

(1) 利用者への対応等に関する注意点

  1. 実習・研修中に利用者に電話番号などの連絡先を聞かれた際は、連絡先を知らせずに、「施設長の指示で禁止されていますので」と伝えてください。
  2. 必要なものは利用者が購入しますので、個別に物やお菓子をあげないでください。利用者に渡したいものがあるときにはスタッフに相談してください。
  3. 異性の利用者の居室で二人きりになることをできるだけ避け、話などは公共の場でするようにしてください。必要な場合は、ドアを開けておくようにしてください。
  4. 利用者理解を深めてもらうため、実習・研修中に利用者の支援記録や個別支援プランなどの個人情報を閲覧することができます。しかし、個人情報保護の見地から、外部への個人情報の持ち出し、漏洩を禁止しています。実習・研修に際しては、個人情報保護の誓約をいただきます。論文等に記載する必要がある場合には、施設長の許可を必要としますので、ご相談ください。

(2) 八王子平和の家の立地について

  1. 八王子平和の家は山間部にあり、車がないと買い物がしづらくなっています。必要なものに関しては、準備をお願いします(日常品、必要な薬、お菓子、夜食カップ麺など)。お困りの際は、スタッフまでご相談ください。
  2. 八王子平和の家は山間部にあり、一部の携帯電話が使用できないことがあります。(ドコモは良好につながりますが、エイユーはつながりづらいことがあり、ソフトバンクなどは圏外となる場所が多いです。)

(3) 実習中のマナー

  1. 喫煙については、灰皿のある喫煙場所でお願いします。火には充分注意して、吸い殻を敷地内に捨てないでください。
  2. 携帯電話使用のマナーについてですが、実習・研修時間内の通話やメールは、非常時・緊急時以外の使用を禁止させていただいています。通話・メールは、休憩時間か実習・研修時間外でお願いします。

(4) 実習・研修アンケートの実施

 実習生、研修者の皆さんにアンケートをお願いしています。どんな細かいことでも構いませんので、思ったこと、感じたことをそのまま書いてください。私たちの反省材料として、今後の業務に反映させて頂きます。