思い、気づき、そしてありがとう。

 支援に迷ったときに大切なことに立ち返ることができるように、短いフレーズでわたしたちの支援のあり方を表現し、八王子平和の家の「モットー」としました。モットーは、「支援の木」を作成した際の議論を基にし、平成17年のおわりにうまれました。

 作成にあたり、まず、支援に必要なのは「思い」と「気づき」であるという整理をしました。「思い」は、「利用者の思い」と「地域の思い」、そして、それらの「思い」を受け止め大事にしていきたいという「スタッフの思い」です。「思い」は、「気づき」を生み出します。スタッフ一人ひとりが「思い」を大切にしながら、細やかに「気づき」を重ね、利用者への支援や地域との交流に活かすことができると、スタッフにも、利用者や地域にも、新たな「思い」や「気づき」が生まれます。それはきっと、誰もが暮らしやすい社会を「みんな」でつくり、「みんな」で支えあっていくことにつながる「思い」や「気づき」です。

 そして、日々の支援の中で生まれるスタッフの「思い」は、いつも「ありがとう」につながっているということに気づきました。スタッフは、利用者を支えているようで、支えられていることも多いのです。地域のみなさんや利用者の家族のみなさん、他のスタッフに支えられていると実感することもたくさんあります。利用者のみなさん、利用者の家族のみなさん、地域住民のみなさん、スタッフ…、誰もが大切な存在であり、出会えたことへの感謝と、「いてくれてありがとう」という思いをこめて、「思い、気づき、そしてありがとう。」が、私たちの「モットー」になりました。